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記事: ディスプレイ壁掛けの始め方|種類別の方法と賃貸OKの選び方

ディスプレイ壁掛けの始め方|種類別の方法と賃貸OKの選び方

ディスプレイ壁掛けの始め方|種類別の方法と賃貸OKの選び方

「賃貸で穴を開けて大丈夫?」「VESAって何?」「自分のサイズに合う金具はどれ?」とディスプレイの壁掛けで迷っていませんか。実は壁素材・VESA規格・原状回復ルールの3点さえ確認すれば、PCモニターから大型テレビまで賃貸でも壁掛けは十分に実現できます。本記事ではディスプレイの種類・サイズ別の最適な方式と賃貸での選び方を、確認すべき3点から順番に、具体的な数値と一次情報で解説します。

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賃貸でも壁を傷つけず、工事不要で壁掛けを実現したい方は、石膏ピン式のFLOATをご検討ください。

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ディスプレイは賃貸でも壁掛けにできる|まず確認する3点

壁素材・VESA規格・原状回復ルールを確認するチェックリストのイメージ

賃貸でも、壁素材・VESA規格・原状回復ルールの3点を確認すれば、ディスプレイの壁掛けは十分に実現できます。

「賃貸だから壁掛けは諦めるしかない」と考えてスタートを切れずにいるケースは多く見られます。実際には、賃貸でも壁を傷つけずに設置できる方法が複数あり、踏み出す前に押さえるべきポイントは3つに集約されます。壁の素材、ディスプレイ側の規格、そして賃貸契約上のルールです。この3点をクリアできれば、PCモニターでも大型テレビでも壁掛け化の道筋が見えてきます。

確認1:壁の素材(石膏ボードかどうか)

賃貸住宅の壁の多くは石膏ボードですが、なかには硬質石膏ボードやコンクリート、砂壁の物件もあります。賃貸で使える壁掛け方式の大半は「画鋲が刺さる石膏ボード壁」が前提のため、まずは壁素材の見極めが出発点です。確実な方法は、目立たない場所に画鋲を1本刺してみる「画鋲テスト」です。

  • 簡単に刺さり、抜いた先端に白い粉が付く → 石膏ボード(ホッチキス式・石膏ピン式が使える)
  • 刺さるが粉が付かない → 一般のボード材(個別確認が必要)
  • 硬くて刺さらない → 硬質石膏ボード/コンクリート/砂壁(穴を開けない突っ張り方式が選択肢)

この一手間を省いて金具を買うと、そもそも壁に取り付けられないという最初のつまずきにつながります。先に壁を確認してから方式を選ぶ順番が、失敗を防ぐ近道です。市販の下地探し器を使えば、柱や梁の位置も把握でき、後からねじ止め式に切り替える選択肢も残せます。

確認2:ディスプレイのVESA規格とサイズ

ディスプレイ背面のネジ穴には「VESA(ベサ)」と呼ばれる国際規格があり、金具側のVESAと一致していないと固定できません。ロジテック「VESA規格とは?」によれば、小型〜中型のディスプレイは75×75mm(VESA75)または100×100mm(VESA100)が主流で、ネジはM4が中心です。中型は100×200mm、大型テレビでは200×200mmまたはその等倍が採用され、ネジはM6・M8が使われます。

自分の機種のVESAサイズは、背面の仕様シールか取扱説明書を見れば数分で確認できます。あわせて、ディスプレイの重量も金具選びの前提になります。VESAと重量さえ把握しておけば、後の金具選びは一気に楽になります。逆にここを飛ばすと、届いた金具がディスプレイのネジ穴に合わず買い直しになりかねません。

確認3:賃貸の原状回復ルール

賃貸で最も気になるのが「退去時に修繕費を請求されないか」という点です。国土交通省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」では、借主の故意・過失による損耗は原状回復の対象、経年劣化や通常使用による損耗は対象外と整理されています。重量物を掛けるためのくぎ穴・ネジ穴は、画鋲より深く範囲も広いため通常損耗を超え、借主負担になりやすいとされています。

逆に言えば、画鋲径と同等以下の細いピンで済む方式を選べば、退去費リスクは大きく下げられます。賃貸では「穴を開けるかどうか」より「どれだけ細い穴で済むか」が判断の分かれ目です。不安があれば、契約書の「原状回復に関する特約」を確認し、管理会社に取り付け方法を書面で伝えておくと、退去時の交渉材料になります。

ディスプレイの種類・サイズ別に見る壁掛けの最適解

PCモニターから大型テレビまでサイズ帯ごとの壁掛け適性を比べる図

ディスプレイは、PCモニター・中型テレビ・大型テレビ・業務用サイネージで重量とVESAが大きく異なり、最適な金具も変わります。

ひとくちに「ディスプレイ」と言っても、デスクに置く24インチのPCモニターと、リビングの65インチテレビでは、重量が5倍以上、VESAサイズも別物です。「方法が多すぎて結局どれが自分向きか分からない」という迷いは、まず自分のディスプレイがどのサイズ帯かを起点に整理すると解けます。サイズ別のおおよその重量目安は次のとおりです。

ディスプレイ種別 サイズ帯 重量目安 VESA目安 賃貸での向き不向き
PCモニター 13〜32インチ 約3〜10kg 75/100 軽量で穴なし方式の選択肢が広い
中型テレビ 37〜50インチ 約10〜18kg 100〜200 耐荷重に余裕のある方式が安心
大型テレビ 55〜70インチ 約18〜28kg 200以上 耐荷重の高い固定式が前提
業務用サイネージ 大型・常設 機種により大 機種依存 専門業者施工が前提になりやすい

※重量はカテゴリ平均の参考値。実重量はメーカー・モデルで異なります。

PCモニター(13〜32インチ)の場合

PCモニターは重量が約3〜10kgと軽く、賃貸でも選べる方式が最も広いカテゴリです。ホッチキス式の壁掛け金具やモニターアーム、突っ張りポール用のアームなど、穴を開けない選択肢が豊富にあります。デスク作業では目線がモニター中心よりやや下に来るのが理想のため、上向きの仰角を調整できる金具だと使い勝手が上がります。

ただし、モニターアームは机に横方向の荷重がかかり、タイピングのたびに微妙な揺れが出ることもあります。揺れや机の負担が気になる場合は、壁に直接固定する壁掛け方式に切り替えると、全荷重が壁に乗るため机が完全に解放されます。デュアルモニターやウルトラワイドを並べたいときも、壁固定なら机の奥行きを使い切れるのが利点です。ホッチキス式は軽量モニターと相性が良い一方、モニターを2台縦並びにすると針の本数が増えて設置に手間がかかるため、台数が多い構成では石膏ピン式の方が作業を短く済ませやすい傾向があります。

中型テレビ(37〜50インチ)の場合

37〜50インチの中型テレビは重量が約10〜18kgで、ホッチキス式の耐荷重レンジ(おおむね15〜25kg)でも対応はできるものの、余裕度はやや心もとなくなります。ここから上のサイズ帯では、実重量に対して十分な耐荷重マージンを持つ方式を選ぶのが安心です。

当社のFLOATは石膏ピン式で、推奨テレビ重量50kg以内に対し、破壊試験では350kg超の荷重に耐える設計です。中型テレビなら耐荷重の不安をほぼ気にせず、賃貸の細いピンのまま設置できます。子どもやペットがいる家庭では、テレビ台から壁掛けに切り替えることで床の転倒リスクを下げられ、ロック金具を取り付けておけば日常の安心にもつながります。

大型テレビ(55〜70インチ)の場合

55〜70インチの大型テレビは約18〜28kgと重く、壁掛けでは耐荷重と固定の確実性が最優先になります。従来は下地(柱・梁)を狙ってネジ止めする固定式が一般的でしたが、賃貸では下地探しの失敗リスクや3〜5mmのネジ穴がネックでした。

石膏ピン式なら、下地を狙う必要がなく石膏ボードの任意位置に設置でき、0.9mmという画鋲並みの細さで賃貸でも実用できます。実際、8年使用の55インチテレビをFLOATで壁掛け化した個人の体験記もあり、ドライバー1本・約30分で設置できたと報告されています(利用者の体験記・個人レビュー)。大型でも下地不要で賃貸の任意位置に設置できる点が、石膏ピン式の最大の強みです。さらに壁との隙間2.5cmの薄型設計により、大画面でも「壁に貼り付いて浮いている」ような仕上がりになり、テレビ台を撤去した分の床も広く使えます。

業務用サイネージ・大型ディスプレイの場合

オフィスや店舗の業務用サイネージは、家庭用とは別の視点が必要です。常設の大型ディスプレイは重量が大きく、屋内サイネージの設置解説でも屋内壁面への設置は専門業者による施工が前提として案内されています。壁の強度や下地補強を家庭用以上に厳しく見積もる必要があるため、自宅向けのDIY金具をそのまま流用するのは避け、設置可否を業者に確認するのが安全です。本記事の以降は、家庭用のPCモニター・テレビを前提に解説します。

壁を傷つけない壁掛け方式を比較

ホッチキス式・石膏ピン式・突っ張り方式の特徴を並べた比較イメージ

賃貸対応の壁掛け方式は、ホッチキス式・石膏ピン式・突っ張り方式に大別され、耐荷重と隙間で違いが分かれます。

方式選びの迷いは、全体像を一枚の表で見ると解けます。賃貸で選べる方式は耐荷重で大きな差があり、壁との隙間も2.5cmから8cmまで開きます。まずは違いを俯瞰しましょう。

方式 耐荷重目安 壁穴径 賃貸対応 隙間目安 設置時間目安
ねじ止め式 30〜60kg 3〜5mm 2〜8cm 1〜2時間
ホッチキス式 15〜25kg 極細・複数 5〜8cm 1〜2時間
石膏ピン式 推奨50kg/試験350kg超 0.9mm 2.5cm 約30分
2×4材+突っ張り 柱次第(20〜40kg目安) 0 0〜数cm 1〜2時間

※耐荷重・隙間はメーカー・モデルにより異なるレンジ値。石膏ピン式の数値は当社FLOATの仕様に基づきます。

ねじ止め式(持ち家・コンクリート向け)

壁の下地にビスを打ち込んで固定する最もスタンダードな方式です。耐荷重30〜60kgと安定感が高い反面、直径3〜5mmの穴を壁に残すため賃貸では原則使えません。コンクリート壁ではアンカーやプラグが必要でDIYの難度も上がります。退去予定のない持ち家や、長期居住物件向きの選択肢です。

ホッチキス式(賃貸OK・耐荷重控えめ)

専用ステープラーで石膏ボードに針を多数打ち込み、複数本で荷重を分散します。針痕が極細で賃貸に採用しやすい一方、耐荷重はおおむね15〜25kgと控えめで、軽量なPCモニターや小型テレビ向きです。針の打ち込み音が大きく夜間作業に向かないこと、また一度打つと位置の変更が現実的でない点には注意が必要です。下地となる透明フィルムの再利用回数にも上限があるため、初回の位置決めが満足度を左右します。

石膏ピン式(賃貸OK・耐荷重大・隙間薄)

直径0.9mmの細いピンを放射状に複数本打ち込んで荷重を分散する、近年普及してきた方式です。当社のFLOATは「3本トルネード」構造を採用し、破壊試験では350kg超の荷重に耐える設計です。ホッチキス式との違いは大きく2点あります。第一に、ピン跡が画鋲同等で、別売の補修剤で原状回復しやすいこと。第二に、金具と壁の隙間が2.5cmと極薄で、デスクのモニターでもリビングのテレビでも「壁に浮いて見える」仕上がりになることです。設置時間も約30分と最短クラスで、付属のロック金具を取り付ければ転倒対策にも役立ちます。

2×4材・突っ張りポール(穴ゼロ)

ラブリコやディアウォールのアジャスターで2×4材を床と天井に突っ張り、その柱に金具を固定する方式です。壁に一切穴を開けないため確実性が高く、コンクリート壁でも採用できます。一方で柱の存在感が大きく、天井が低い物件では圧迫感が出るため、見た目より穴ゼロを最優先したい場合の選択肢になります。天井高に依存し、地震時の固定具併用も推奨されます。

\ 賃貸OK/工事不要/DIYで約30分 /

耐荷重350kg・隙間2.5cm・DIY約30分。賃貸特化で設計されたFLOATの仕様を商品ページで確認できます。

FLOATの詳細を見る

ディスプレイ壁掛け金具の選び方|VESA・耐荷重・壁素材

金具選びはVESA規格・耐荷重の余裕・角度や配線の3点で絞り込むと、ミスマッチを防げます。

金具は数千円から3万円超まで価格幅が広く、スペック用語も多いため迷いがちです。判断軸を3つに絞れば、自分のディスプレイに合う一台が見えてきます。

VESA規格を確認する

最初に確認するのがVESA規格の一致です。ロジテック「VESA規格とは?」によると、ディスプレイ別の主流サイズは次のとおりです。

  • 13〜24インチのPCモニター・小型テレビ:75×75mm(VESA75)または100×100mm(VESA100)/ネジはM4中心
  • 24〜31インチ前後:100×200mm
  • 31インチ以上のテレビ:200×200mmまたはその等倍/ネジはM6・M8

大型テレビ向けの金具を小さなPCモニターに流用すると、金具がディスプレイからはみ出して見えることがあります。購入前に背面の仕様シールでVESAサイズを確認し、複数サイズで兼用したい場合は変換プレート対応の金具を選びましょう。背面が湾曲したモニターや一体型PCはVESA非対応のこともあるため、専用アダプタの有無も確認しておくと安心です。

耐荷重は実重量+余裕で選ぶ

耐荷重は「ぴったり」ではなく余裕を持って選ぶのが鉄則です。落下時の動的荷重や経年劣化を見込み、金具の耐荷重はディスプレイ実重量の1.5〜2倍以上を目安にします。たとえば10kgの中型テレビなら耐荷重20kg以上が安心です。石膏ピン式のように破壊試験350kg超という大きなマージンがあれば、サイズ選びで耐荷重を気にする場面はほぼなくなります。長く使うほど金具にかかる負荷は積み重なるため、サイズアップの買い替えを見越して余裕を取っておくと、次のテレビでもそのまま使い回せます。

角度・隙間・配線処理

最後に使い勝手の3点です。PCモニターでは上向きの仰角調整があると目線が合わせやすく、テレビでは下向きのチルトがソファ視聴に効きます。壁との隙間は薄いほど机や壁面がすっきり見えますが、隙間が薄い金具ほど背面ケーブルが壁に干渉しやすいため、L字コネクタの併用や配線モールでの処理を設計段階で織り込むのが基本です。FLOATには配線モール(45cm×2本/+¥1,230)やコーナーパーツ(+¥430)のオプションも用意されております。固定式とアーム式のどちらにするかは、設置後に角度を頻繁に変えたいかで判断すると迷いません。

賃貸で壁掛けする際の注意点と原状回復

賃貸の壁掛けは「やってはいけないこと」ではなく、原状回復の線引きと設置後の制約を事前に押さえることが要点です。

賃貸でつまずきやすいのは、退去費と設置後の使い勝手の2点です。順番に対策を見ていきましょう。

原状回復ガイドラインと修繕費の目安

国土交通省のガイドラインの基本線は、借主の故意・過失による損耗のみが原状回復の対象、というものです。重量物用のネジ穴は通常損耗を超えると判断されやすく、修繕費が請求されやすい範囲に入ります。穴の大きさ別の修繕費は、おおよそ次のレンジが目安とされます(業者・物件により変動)。

  • 画鋲〜ネジ径(直径5mm未満)×数箇所:パテ埋め+タッチアップで約8,000〜15,000円
  • 指先大(直径1cm前後)複数:クロス部分張替えで約10,000〜30,000円
  • こぶし大(直径10〜20cm):下地補強+クロス張替えで約20,000〜40,000円

失敗時の修繕費がディスプレイ本体価格に迫ることもあるため、賃貸ではピンや針の太さが最も重要な選択軸になります。0.9mmの石膏ピンであれば画鋲相当の跡で済み、別売の補修剤で目立ちにくく仕上げられます。多くの賃貸契約書では「壁・天井に釘・ネジを打つこと」が禁止対象として明記されますが、画鋲・ホッチキス・石膏ピンは通常黙認されているケースが大多数です。

設置後のポートアクセス・配線干渉

賃貸対応の薄型方式で共通する制約が、設置後のポートアクセスのしづらさです。隙間が薄いほど、HDMIやUSB-Cを後付けで挿すのが難しくなります。利用者の体験記でも、隙間2.5cmのため各種ポートへのアクセスが極めて困難で、事前のケーブル接続が強く推奨されています(個人レビュー)。

配線の向きにも注意が必要です。テレビのアンテナ線がストレートのまま後方に出っ張ると壁に干渉し、接続が不安定になることがあります。利用者の体験記では、背面アンテナコードの干渉をL字コードへの買い替えで解決した事例が紹介されています(個人レビュー)。設置前にすべての配線を済ませ、L字コネクタを用意しておくことが、薄型方式での最重要ポイントです。あわせて、一度設置すると高さ・位置の変更が容易でないため、位置決めの段階でマスキングテープを使い、生活動線のなかで丸一日眺めて決めると後悔を防げます。

ディスプレイ壁掛けの取り付け手順(DIY実例)

壁素材とVESAの確認を済ませれば、壁掛け設置は5ステップで完結し、初心者でも約30分〜で取り付けられます。

DIYへの不安は、作業の全体像が見えれば小さくなります。石膏ピン式のFLOATを例に、設置の流れを5ステップで紹介します。事前に画鋲テストでの壁素材確認と、VESA・耐荷重のチェックは済ませておきましょう。

STEP1:ディスプレイに金具を取り付ける

付属のネジで、ディスプレイ側の金具をディスプレイ背面に固定します。HDMI・電源・USBなどの配線は、設置後にアクセスしづらくなるため、このタイミングで挿し終えておきます。

STEP2:壁に取り付け位置の目安を付ける

付属の説明書や水準器を使い、取り付け位置を決めます。位置決めの段階でマスキングテープで仮固定し、生活動線のなかで違和感がないかを確認しておくと安心です。

STEP3:石膏ピンで印を付けて壁側金具を取り付ける

石膏ピンで印を付けて位置を決め、付属のピン押し棒でピンを差し込み、壁側金具を壁に固定します。ピンは細いため、力をかけずに垂直に差し込むのがコツです。

STEP4:ディスプレイを引っかける

ディスプレイ側の金具を、壁側金具に引っかけます。重い大型テレビは2人で持ち上げると安全です。

STEP5:微調整してロック金具を取り付ける

付属の水準器で左右の傾きを微調整し、最後にロック金具を取り付けて完了です。FLOATは付属品一式が同梱されているため、工具はドライバー1本で約30分の作業で設置できます。

ディスプレイ壁掛けのよくある質問

最後に、ディスプレイ壁掛けで寄せられやすい疑問を整理します。

小さいPCモニターでも壁掛けにできますか?

軽量なPCモニターはホッチキス式やモニターアームなど穴を開けない方式が豊富で、賃貸でも壁掛けにしやすいサイズ帯です。なお石膏ピン式のFLOATは37インチ以下のディスプレイでも適合チェックの条件を満たせば使用できますが、金具が約43cmの長さのため、小さなディスプレイでは金具がはみ出して見える可能性があります。

硬質石膏ボードやコンクリートの壁でも使えますか?

ホッチキス式・石膏ピン式は、画鋲が刺さる石膏ボード壁が前提です。画鋲が刺さらない硬質石膏ボードやコンクリート壁では使えないため、その場合は穴を開けない2×4材・突っ張りポール方式が選択肢になります。事前の画鋲テストで判別しておきましょう。

設置後にケーブルを挿し替えられますか?

薄型方式は壁との隙間が狭く、設置後の挿し替えが難しくなります。HDMIやUSB-Cは設置前にすべて接続し、後から増やしたいケーブルがあれば事前に余分に挿しておくと安心です。L字コネクタを併用すると干渉を避けられます。

退去時の補修はどうすればいいですか?

石膏ピン式のピン跡は画鋲相当の細さです。FLOATの場合、別売の補修剤(+¥650)で穴を目立ちにくく仕上げられます。重量物用のネジ穴と異なり、通常損耗の範囲に収まりやすいのが石膏ピン式の利点です。

壁掛けにすると本当に部屋は広く感じますか?

テレビ台やモニターアームを撤去できるため、床や机のスペースがそのまま空きます。公式レビューでも「部屋が広くなった」という声があり、ロボット掃除機が通る・掃除が楽になるといった実用面のメリットも報告されています。

まとめ|3点確認で賃貸でもディスプレイ壁掛けは叶う

ディスプレイの壁掛けは、壁素材・VESA規格・原状回復ルールの3点を確認し、自分のサイズ帯(PCモニター/中型テレビ/大型テレビ)に合う方式を選べば、賃貸でも実現できます。賃貸で選べる方式のなかでも、石膏ピン式は耐荷重350kg超・隙間2.5cm・設置約30分を両立し、下地不要で石膏ボードの任意位置に設置できる点が大型ディスプレイでの強みです。VESAと耐荷重の確認、画鋲テストでの壁素材判別、L字コネクタを含む事前配線――この3つを押さえれば、退去費の不安もDIYへの不安も小さくなります。

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